2008年10月17日
会津若松 鶴ヶ城の巻1
以前からこのブログでもご紹介していますが、
ダーリン君は歴史オタクです。
・・・でも、私は・・実はからっきし歴史オンチです。
旅行は常に花よりダンゴ・・のくちで(^^;)
だけど・・・・。
8月3日から5日までの3日間にかけての会津旅行は、
何故か強い想いを感じずにはいられない重いものでした。
けしてそれが不快だった訳だったわけ
ではないのですが・・・。
もちろん会津の歴史・・
なんて正直言って、全く知らない・・・というか
白虎隊・・って部隊があって、それが少年だった
・・・程度は知っていましたが・・・。
テレビでもやってたから・・悲劇・・というか・・・
戊辰戦争・・・多分・・・いえ絶対・・学生の頃勉強した・・はず・・
だけど・・・。
まぁ・・私の生活にはあまり関係ない
・・というか・・・。
白虎隊にしても
私の中では忠臣蔵で仇討ちし、
切腹した中に一人若い剣士がいた。
と同じくらいの位置づけ・・というか。
その程度の知識と認識でしかなくて。
でも、飯盛山に行った瞬間から
今まで、旅行したどの場所とも違った感覚を
感じてしまったのです。
なんか・・・泣き出しそうな自分。
なんだろう・・この空気。
けして不の空気ではないんだけれど、
緑も沢山で景色もよくて
むしろ気持ちがいいくらいなんだけど・・・。
なんだか胸が詰まる。
・・・・・重たい。。。。。
繰り返しになりますが
だからといって、不快な感じではなかったのです。
きっと、
理不尽な事や辛い立場を黙って乗り越えた
多くの歴史を持つ会津若松の
凛として
一本筋の通った
会津魂の様なものが
強く土俵に宿っていて・・・・。
多分、それを感じていたのだと思います。
事実、出会う人々に
やはり、他の旅行ではあまり感じたことのない
人間性・・・みたいなものを感じる場面が
幾つかありました。
それは、天下の名城と言われている
「鶴ヶ城」を観に行ったときのこと。
この城・・・でかっ!!
お城の周囲には
公園の様になっていて
ベンチにすわったり、
ちょっと一息できるようになっているのだけれど
お城を眺めながら
「おっきねー」
などとダーリン君と話していると
後ろでベンチに座っていた
おじさんが
「若松城はもとは黒川城と呼ばれていた。
鎌倉時代の蘆名氏から始まって、
戦国時代になってから、蘆名氏は伊達政宗に敗れて、黒川城は伊達氏のものとなるんだ。
その後、小田原の陣に遅参した伊達政宗は会津を没収されて、黒川城に蒲生氏郷が入り、
城下の名前を若松、城の名前を鶴ヶ城と改めたんだな。
氏郷は七層の天守閣を築くが、その後、蒲生氏は宇都宮に移り、越後から上杉景勝が入城する。
その後、関が原の合戦で西軍についた上杉氏は会津から米沢に移されて、再び蒲生氏が入城する。1627年には伊予松山から加藤嘉明が会津に入封するんだな。
その嘉明が七層の天守閣を五層に改修したんだ。
江戸時代には三代将軍徳川家光の異母弟の保科正之が出羽より入封して、会津二十三万石の藩祖となる。保科氏は後で松平姓を名乗ることを許されるんだ。正之は将軍家への忠誠をうたう「家訓十五箇条」を定めて、この教えが幕末の会津藩の進む道を決めたといえるな。
幕末の激動期に藩主となった松平容保は徳川方として戊辰戦争を戦って、会津若松城は官軍の猛攻を受けて落城する。これが白虎隊の悲劇を生んだんだね。会津若松城は幾多の武将たちが城主になり、戊辰戦争でボロボロになった。

今の天守閣は昭和40年に再建されたれたもので、当時の姿を忠実に再現しているんだな。

天守閣からは走長屋が延び、重厚な鉄(くろがね)門、木造の南走長屋、干飯櫓と続いている。

天守閣からは磐梯山や、白虎隊の悲劇の地となった飯盛山が見える。」
と、淡々と独り言の様に
(当然私達に話してくれたのですが
それはまるで独り言の様でした。)
言い、
話し終わると、おもむろに吸っていたタバコを消し
こちらも見ずに
止めてあった自転車にのり立ち去ったのです。
「・・・・今のおじさん、会津若松に住んでる人??
ガイドじゃないよね・・・・。
一服してただけだよね・・・・。」
「やろうな・・・。」
「すごいね。自分が住んでいる土地の歴史・・。
大切にしてる。。。」
「・・うん。」
おじさんが立ち去った後、
しばらく二人で、
大きなお城を目の前に
会津の歴史に感じ入ってしまいました。
この後も、会津魂を切々と感じた旅が続いたのですが
それは追々に。
会津若松へのアクセスは
東北道→東北自動車道→郡山JCT→磐越自動車道/新潟方面→会津若松IC下車
が一般的ですが、
私達は、高速道路を使わず
高崎→大胡、宮城方面→足尾方面から日光・鬼怒川を抜けて向かいました。
AM5:00出発大内宿に寄り、14時には会津若松に着きました。
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